■ ID
| 1320 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Characterization of the physical form of allergenic Cry j 1 in the urban atmosphere and determination of Cry j 1 denaturation by air pollutants |
■ 著者
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Qingyue Wang
1), 3) and
埼玉大学大学院
Jun Morita
埼玉大学大学院
Xiumin Gong
埼玉大学大学院
Shinichi Nakamura
埼玉大学大学院
Miho Suzuki
埼玉大学大学院
Senlin Lu
上海大学
Kazuhiko Sekiguchi
埼玉大学大学院
Takuya Nakajima
埼玉大学大学院
Daisuke Nakajima
(独)国立環境研究所
Makoto Miwa
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| Asian Journal of Atomospheric Environment, Vol.6, No.1, 33-40, 2012 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、都市部大気中におけるアレルゲン性のCry j 1の物理的形態を特徴づけた。免疫蛍光抗体法により、Cry j 1が1.1μm以下の微小粒子として存在することが示された。また、Cry j 1濃度とその粒子のサイズ分布を決定するために、ELISA法を用いた。その結果、ほとんどのCry j 1が都市部大気中の微小粒子として存在し、降雨後の晴天日に高い濃度で検知されることが確認された。さらに、Biacore J systemを用いて、Cry j 1の変成について評価した。その結果、都市部の汚染された空気に暴露されたCry j 1の解離係数は、大気汚染物質に暴露されていない花粉粒子のそれよりも低かった。すなわち、Cry j 1は、様々な酸性溶液と反応することにより、低分子量のタンパク質に変化するといえる。
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